★A&C14796 カメリアを飾る大理石の小祭壇 W22,D13,H13.5cm(3.9kg) / ¥143,000.-〔税込み〕 送料:宅配便送料無料(3万円以上) ◆ご注文方法はこちら◆ この冬ロンドン郊外のアンティークマーケットで見つけた大理石の小箱。聞けばその人はかなり昔、フランスでこの小箱を手に入れて、気に入ってずっと自宅に飾っていたといいます。その日手放すことにして、そのマーケットに持ってきたのだそう。プロのディーラーがお気に入りの品を安値で手放すはずはなく、また重さもかなりあったので一瞬ためらったけれど、こういうものに出会う機会は滅多にないので、えいやと思い切って、買い付けたひと品。機内に持ち込んで大切に日本へ持ち帰りました。 小さな教会の祭壇だったといわれる台の上には、きっとマリア像が飾られていたのでしょう。冷やりとした透き通るようでいて、なぜか温もりを感じる大理石の白。獅子の足に支えられ、正面に石工の薔薇を飾ります。歴史ある聖堂に見る祭壇の礎をそのまま卓上に縮めたような、ささやかに荘厳な佇まいです。中央にはホーリーカードから切り抜かれたツバキの花が飾られ、薄張りのガラスで守られています。ツバキは日本ではキリスト教と所縁の深い花であり、カメリアというラテン語の呼び名自体、ツバキを日本で見つけた宣教師の名に由来するそうです。19世紀末頃のフランス製と考えられ、カメリアのカニヴェ(フランス製ホーリーカード)も当時のもののようです。百年余りの時を経て日本に辿り着いたのも、何かの縁のような気がしてならない、聖らかな白の大理石の小祭壇。 花の彫刻も獅子足も全て大理石で彫刻されています。側面に欠けがあります。足が一部破損していたため、修復してしっかり留めていますので、安定しています。修復ヵ所は足の後部なので裏返しにしないと見えない程度です。全体的に目立つダメージのない、しっかりしたきれいな状態です。 大理石のカトリックオーナメント、写真に写ったビスクの聖父子像もご紹介しています。ページの下の方からご覧ください。 |
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蓋が僅かに浮いている部分があります。閉めるとき本体に強く当てないように、丁寧に閉めてください。 |
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向かって右側面の大理石の欠け |
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蓋を開いたときこの状態で止まりますが、背板と蓋が当たりますので、ゆっくり開閉してください。 箱の内寸は、W16.5,D7.4,H7.3cmです。 |
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足裏にフエルトを貼っています。 |
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A&C13915の聖像を乗せたところ。 |
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足の後部の破損の修復跡。しっかりしています。 |
足の後部の破損の修復跡。 |
★A&C8484 大理石のクロス |
★A&C13915 白の聖父子像 |
【 HOLY THINGS / 聖なる... 】 |
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