120CB 薔薇飾りのプティ・アルモワール Louis ]X 推定年代・生産地ー1920〜30年代頃・フランス W104(足元102),D48,H236(背面両端207.5)cm / sold 送料:Fランク 【送料ページはこちらをクリックしてください】 すっとした佇まいに、姿見の上に見上げたロカイユと、脇に枝垂れる艶やかな薔薇に溜息が漏れます。上品にウォールナットの杢目を張り分けた、落ち着いたつやのアルモワール。ルイ15世スタイルの20世紀のリバイバルですが、見事な彫刻は、きっと18世紀からの技の継承に違いなく、この時代以降は、ほとんど見られなくなる、貴い表現といえるでしょう。毎日の姿見と共に見上たくなる、美しさです。 観音開き扉の大きな物が多い中で、1枚扉で小さめの、あまり見つからないサイズのアルモワールです。彫刻も上手であることから、実用していただけるように、工夫して、修復を重ねました。 前脚の虫喰いが酷く、修復しましたが、加重のかかる部位のため、強度的な不安が残り、実質はスチールのアングルで支える構造にしています。 鏡は多少の傷や腐蝕点はありますが、きれいな映りです。 多少の傷や凹み、端の突板の剥がれなどがありますが、概ねきれいな状態に修復しています。 大きな鏡扉は、重量もあるため、開けた状態で、万が一の転倒や本体が歪むのを避けるため、本体を壁面に必ず固定してください。固定方法などは、お気軽にご相談ください。 分解した状態でのお届けとなります。組み立て作業のご依頼(有料)も承ります。組み立てにつきましては、類似の家具の次のページをご覧ください。 http://www.antiquestruffle.com/furniture/cb119b.htm |
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彫刻に欠損の痕があります。 |
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天蓋と胴を固定するボルトが無くなっているので、木ねじで固定して下さい。 |
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突板に軽い浮き、ひび割れが見られます。 |
背面側の角に、突板の細い破れが見られます。 |
突板にキズが幾らか見られます。 |
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鏡面に若干点状の腐食や小キズが見られますが、きれいに映ります。 |
鍵は残っておらず、掛かりません。 |
黒点状の腐食。 |
白点状の腐食。 |
表面の小キズ。 |
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鏡面に若干点状の腐食や小キズが見られます |
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足下は、実質はスチールのアングルで支える構造にしています。 |
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引き出しの内寸は79×37×9.5cm。 |
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棚板の厚みは2cm。サイズは90×35cm。取り外し出来て、高さも変えられます。 棚板の正面の突板に欠けが幾らか見られます。 |
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中引き出しの内寸は、68×24.5×10cm。 |
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虫喰い跡が見られます。 |
足下は、実質はスチールのアングルで支える構造にしています。 |
ボディ側面。突板の浮き、ひび割れが見られます。 |
虫喰い跡が見られます。 |
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