127CB 森の王のビュッフェ HenriU 推定年代・生産地ー19世紀末〜20世紀初頭・フランス W147,D61.5,H239cm / 送料:Gランク 【送料ページはこちらをクリックしてください】 幅は1m40cm、高さ2m40cm。その姿は、大地から真っすぐに立つ巨木のようだ。生命力あふれる荒々しいオークから造られた重厚なビュッフェからは、森の息づかいが聞こえてくる。 造りは2段式になっている。 ベースの両扉には、山鳥や野兎がオークのリースとともに吊るされていて、その柔らかな膨らみは、最前まで生きていたかように温かい。その前に零れ落ちそうなくらいに立体的に美しい彫刻だ。 引出しには葡萄が飾られていて、重なった葡萄の葉が引手になるという徹底した森のしつらえがなされている。 トップは大きなガラス扉で、当時の古いガラスは、泉の水面のように静かに揺れる。頂には牡鹿の頭が、到底鹿らしくない勇猛な表情でこちらを睥睨している。それらすべてを両脇のコラムが支える意匠は、森の祭壇のよう。 アンリU世様式にしばしば見られる“狩り”のテーマだけれど、このビュッフェは、人が生きる糧を得ることの、自然への感謝と、畏敬の念を表したのだと思った。きっと誰もが同じように感じることでしょう、この森の王と目が合ったときに。 修復済みでしっかりした状態です。細かな傷や凹み、欠けなどはありますが、気になるようなダメージはありません。 |
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右角の先端に欠損が3ヶ所見られます。 |
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鍵は掛からず、扉はロールキャッチ固定となります。 |
細かなテクスチャーが浮かびます。 |
ガラスに気泡が浮かびます。 |
ガラスに気泡が浮かびます。 |
棚板の高さは可動式で、取り外し可能。面積はそれぞれW119×D25cm程。 |
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引き出しの内寸は両方共、W53,D40.5,H8cm。 |
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引き出しの引き手も凝った彫刻です。 |
側面の奥:小さな欠けが有りますが、背面角なので目立ちません。 |
棚板と棚板の間は、上段33cm/下段31cm程。 棚板の面積はW130×D40.5cm程。 高さは変えられませんが、取り外しは可能です。 |
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鹿の角は外してお送りします。右角の先端に欠損が3ヶ所見られます。 |
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2台の積み上げ式。それぞれ別の場所でも使えます。 トップのサイズはW139,D47(鹿含まず),H142.5cm。 |
天板の面積は133.5×54.5cm。 ベースのサイズはW147,D61.5,H96.5cm |
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