199CH グレーペイントチェア バンブースタイル 推定年代・生産地ー19世紀後期・フランス W40,D42,H81,SH44.5cm / sold 送料:Bランク 【送料ページはこちらをクリックしてください】 東洋の香りがする竹の意匠の家具は、19世紀ヨーロッパでは既に珍しいものではなかったようで、その後の20世紀初頭の製品に至るまで、椅子のほかにもチェストやアルモワールなど、小さなものなら、コート掛けや、鏡の枠などにも、ときどき見ることができます。本物の竹ではなく、わざわざ竹に似せて木材を彫刻したもので、その手間のかけ方に、いつの世も変わらない、人々の異文化への憧れがうかがえます。 この椅子は、もともと金が張られていたのですが、いつか薄いグレーにペイントされて、それが剥げてまた隙間から金がのぞいています。座面はもともと竹籠編みのようなケーンシートでしたが、ペイントされる前に合板に張り替えられたようです。「長く残るということは、つまりこういうこと」と、ありのままの姿がすがすがしい、チャーミングなフランスの椅子です。 修復済みで、ぐらつき、がたつきはありませんが、なにぶん華奢な椅子ですので、取扱いには、少し気を使ってください。 |
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脚の根元に金具の跡があります。 |
座面の窪み。 |
座面後方の欠け。 |
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背面の脚を繋ぐ横木に、割れを修理したあとがあります。強度的な問題は有りません。 |
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