233CH セティ 薔薇籠のプティポワン Louis]Y 推定年代・生産地ー1930年代頃・フランス W128,D75,H96,SH45cm / sold 送料:Dランク 【送料ページはこちらをクリックしてください】 シックなグレイのベースに薔薇が艶やかに咲き乱れる2人掛けのソファーは、宮廷文化華やかな18世紀フランスのサロンをイメージさせる、優雅で洗練されたルイ16世様式のリバイバル。甘く可愛らしい薔薇の花籠のモチーフは、マリー・アントワネットにも愛されたデザインです。いわゆる猫脚にプティ・ポワンの組み合わせのルイ15世スタイルの方がポピュラーっだったのか、そういった品は、比較的よく目にするのですが、それに比べれば、このようなルイ16世様式のものは多くありません。加えて、このプティポワンのロマンティックで華やかな構図は、今まで見たどの椅子のプティポワンとも違っていて、とても目を引く美しさです。ひと針ひと針丁寧に、ひと花ひと花を艶やかに、膨大な時間を掛けて大きなキャンバスに描いてゆく作業は、この時代にはまだ許された贅沢だったのでしょう。現代では、たやすく手に入れることのできない珠玉の贅沢品です。 フレーム、プティポワンの張地ともに当時のオリジナルですが、あまり座られなかったのでしょう、生地の擦れなども少なく、かなり良い状態で残っています。修復済みで、ぐらつき、がたつきはなく、スプリングクッションは、しっかりした張りに調整しています。経年でくすみがちだったプティ・ポワンの生地は、特殊洗浄により汚れや染み、くすみを除去し、清潔で鮮やかな色彩をよみがえらせました。理由や意図はわかりませんが、背もたれの左半分の大部分に、少し薄いグレーの糸が使われています。 |
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背もたれの左半分の大部分が、少し薄いグレーの糸が使われています。 |
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上手の巧みな彫刻。奥行きのあるグレイのペイントに時代の深みを感じます。 |
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背もたれの左半分の大部分が、少し薄いグレーの糸が使われています。 |
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中央の薔薇やバスケットには、細い糸を使い緻密な表現がされています。 |
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中央の薔薇やバスケットには、細い糸を使い緻密な表現がされています。 |
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プティポワンの張地は、座面角にも目立つ擦れはなく良い状態です。 |
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アームレストのクッション部:僅かに糸が抜けています。 |
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いくつか小さな糸の解れが見られます。 |
いくつか小さな糸の解れが見られます。 |
背面のシルクサテン生地にわずかに切れがあります。 |
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