MF45 アルザスの御心のマリアの小祭壇 推定年代・生産地ー1900年代頃・フランス W46,D10.5,H64cm(約4kg) / sold 送料:宅配便送料無料(3万円以上) 【送料ページはこちらをクリックしてください】 ウオールナットを思わせる木目柄のフレームの、小祭壇を描いたガラスの奥に御心のマリア様がそこに浮かぶように収められています。 この春の南フランスでの嬉しい出逢いのひとつで、ドイツ国境のアルザスから来たものだと言います。足元には HERZ MARIA〔マリアの御心〕とドイツ語で書かれています。 ペールトーンのオリーブグリーンのガラスに、金で縁どられた黒で祭壇が設えられ、屋根の両脇にはお茶目な表情の幼子イエス。淡いピンクのサテンで折られたひだの中央に御心に手を当てる石膏のマリアさま。百年の間じっとこのガラスに収められていたおかげでしょう、塗面の捲れを除けば発色もとても鮮やかに、きれいな状態で残っています。とは言え、額の後ろの部分はカードボードが一部外れかけ、少し危うい状態で、中も少し汚れていましたので、慎重に裏を外して、クリーニング後、額装し直しています。 このガラスが割れたら泣いてしまいそうなので、最厳重梱包の上飛行機にのっけて一緒に帰ってまいりました。 フレームの表面の角にところどころ欠けが見られます。 |
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額の背面は当時のカードボードで閉じられています。 金具と紐を取り付けてお渡ししますので、壁にかけて頂けます。 |
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石膏のマリア像は台も含めて高さ30cmです。 |
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フレームは、木製で黒と木目調のペイント。表面の角にところどころ欠けが見られます。 |
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幼子イエス。 ガラスは内側からペイントされ、イエス様の部分は当時流行したクロモスを内側から貼りつけて作られています。 |
幼子イエス。 |
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マリア様の肩辺りのサテンのひだ部分に古い染みがあります。 |
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石膏像に着彩されていますが、劣化した塗膜が捲れかけています。 それぞれの発色はとても鮮やかに残っています。 |
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HERZ MARIA〔マリアの御心〕とドイツ語で書かれています。 右下には、おそらく製作した美術商らしきネームが入っています。 |
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