222TB オーバルテーブル 花の象嵌 推定年代・生産地ー1900年代頃・イギリス W119,D82.5,H70cm / sold 送料:Dランク 【送料ページはこちらをクリックしてください】 黄色がかった淡い褐色の天板は、個性的な杢〔モク〕の突板に花が象嵌されている。かつては黄金色だった豪壮な趣は、歳月に晒されてその面影をひそめ、年老いた柔らかみが心落ち着かせる。脚は全て塗面が失われた剥き出しの状態で、天板との兼ね合いは、初め少し奇異に映るかもしれない。けれど見続けているうちにじんわりと、静かな荒さに魅入られてしまう。 天板は跳ね上げ式の造りで、跳ね上げたところで、さほど空間の節約に役立ちそうにないが、その立ち姿にもまた、心奪われる魅力があって、それだけで価値のある構造なのかもしれない。用がなくても何度も跳ね上げたくなってまった。この癖のある、癖になる質感の重なりは、時間だけが創ることのできた唯一無二の在りようなのだと思う。そんな視点からも愉しんでほしい、ユニークなテーブル。 傷や凹み、突板の部分的な欠け(剥離)があります。構造上の強度的な問題はなく、しっかりした状態です。 |
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化粧板の小さな欠けが幾らか見られます。 |
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ハンドルを引くと天板裏のロックが外れます。ロックする場合にも、一度ハンドルを引いてから押し込むと、引っかかりやすいです。 |
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天板を立てた状態でW59,D82.5,H142.5cm。 |
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天板裏にメーカーのラベルが残ります。 |
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反りによる隙間が少々見られます。 |
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ボルトを2本抜くと天板を外せます。 |
1本の脚先に補修跡が有ります。 |
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