106CB 薔薇のアルモワール・ウォールナット Louis ]X 推定年代・生産地ー20世紀初頭・フランス W171(足元164),D45(足元49),H253.5(背面224.5)cm / sold 送料:【※お見積りさせていただきます。】 【送料ページはこちらをクリックしてください】 ウォールナットの繊細な杢目の流れに化粧された、この上なく優雅なアルモワール。随所に飾られた薔薇の彫刻は、木を彫り込んだというより、木の塊から彫り出されたと言うほうがふさわしい、深く、繊細で、写実的な表現がされている。特筆すべきは、頂から枝垂れた大輪の薔薇。この部分は完全に立体として彫り出されていて、もはや様式を示す【飾り】を超えた、ひとつの作品としての彫刻と言える。柱の脇を飾る薔薇、脚の彫刻ひとつとっても、彫り手の気概が感じられる、力強い仕上がり。およそ百年の時をしたたかに重ねた、老獪な表情をそのままに、伝統的なシェラックニスとワックスで、品格を重んじて仕上げた。彫刻に幾つかの欠け、パネルに浅い凹みや傷なども見受けられるが、それぞれが積み重ねた歳月を象るかけがえのない要素だということに改めて気づかされる。敢えて、新しい家具のようにピカピカに仕上げていないので、ご理解ください。 扉の鏡は制作当時のオリジナルで、向かって右扉の下部に比較的目立つ飛沫上の腐蝕点が見られますが、特に気になるほどではないと思います。アンティークミラーらしい、奥行きのある映りです。 扉の施錠は可能ですが、キャッチでも固定できるように加工しますので、必要でない限りは、施錠せず、鍵はツマミ代わりにお使いください。開閉、施錠を頻繁にされる場合は、耐久性なども考えるとスペアキーが必要と思われます。ご注文時に併せてスペアキー制作(別途料金)のご注文承ります。 両扉を90度開けた状態にすると、扉の重みで家具が前に倒れる恐れがありますので、背面を壁に固定する必要があります。固定方法などについては、ご相談ください。 リンク先のページで、組み立て方をご紹介しています。 |
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背面の高さは、中央で224.5cm。 |
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胴の奥行きは45cm。足元は49cmです。 |
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天蓋前角の飾りから飾りまでの幅(前面の幅)は140cm。 |
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向かって右扉の下部に比較的目立つ飛沫状の腐蝕点が見られますが、特に気になるほどではないと思います。 |
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棚板は、5枚。高さが変えられます。 |
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それぞれの棚板の幅は150cm(手前125cm)、奥行き36cm。 |
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底板は薄いものですので、あまり重いものは置けません。 |
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天蓋の彫刻に小さな欠けが見られます。 |
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飾りの先に欠損がありますが、目立ちません。 |
丸の位置に欠損がありますが、目立ちません。 |
向かって右側の扉の下部に、白い斑点状の腐食が見られます。 |
黒いガラスの腐食が2箇所見られます。 |
前脚の角からもう一方の角までの幅(下部前面の幅)は138cm。 |
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